こんにちは! 爽香(ソウカ)(@souka141064)です。
この記事で紹介した「俳句入門講座」の1回目の講座に出席しました。
「初心者向けの講座だから」と、少しのんびりした気持ちで出席したら、初回から本格的な内容を教わり、また、実践も含まれていてびっくりしました。
この記事では、初回講座の内容と感想をお伝えします。
目次
「俳句入門講座」の概要
場所は草加市谷塚文化センターにて、2020年10月13日から始まり、全6回の講座です。
時間はいずれも午後1時から4時です。
10月 | 13日(火)、20日(火)、27日(火) |
11月 | 10日(火)、24日(火) |
12月 | 15日(火) |
いざ、俳句講座へ!
講師と受講生
今回の受講生は合計12名。その内男性は1人、他11人は皆女性で、私よりも年上の方が多いように感じました。最近はテレビ番組で取り上げていることもあり、俳句に興味を持つ人が増えているようです。
そして講師は、俳人協会会員で草萌句会同人の田坂泰宏先生。
「草萌句会」発足の背景や活動について説明いただきましたが、岐阜県の句会を端とした長い歴史を持った会であり、また、草加市内で活動している会が他にもあったり、俳人も多くいることがわかりました。
句の組み合わせテストでは、新しい句が続出!
第1回目の講義では、俳句についての基礎的知識と、季題・季語について説明いただきました。そしてその後、「では、下の句『秋の風』に繋がるよう、資料に記載された7つずつの上の句と中の句を好きなように結んでください」との問題。
へぇ、好きなように結んでいいんだ・・・と思ったら大間違い!
全て、著名な俳人が実際に詠んだ句をバラしたものだったのです。
それでもまだ、下の句が固定されていたので何とか繋ぎ合わせることができました。
が、問題は次。
「それでは今度は『コスモス』に関する、記載された9つずつの上・中・下の句を気に入った形に繋いでください」
これも「気に入った形に」と言いつつも、原型は著名な句。
全然わからない、どうしよう!!!
冷や汗を書きつつ、半ば直感で組み合わせました。
他の皆さんも同じような状況だったようで、1人1人答える毎に田坂先生も「新しい句ができましたね」と。
(心の中で苦笑いされていたに違いありません。。。申し訳ないです)
そして一番申し訳ないのは、元の句を作った著名な俳人の方々。
一生懸命やったのですが、結果的に遊ぶような形になっちゃいました。ごめんなさい。
えっ、句を作るんですか!?
答え合わせも終わりホッとしたのも束の間、「それでは、上の句と下の句を用意しましたので、中の句を作ってください」と。
えっ、句を作るの!?
句を作るにあたって情景が提示されていたのですが、全然言葉が浮かばない!
早々に仕上げる他の生徒さんを横目に焦りながらも、これまた「えいや!」で仕上げました。
その後、全作品を集めて「選句」をしましたが、私が作った作品はかすりもしませんでした。がっかり。
宿題は三句
そして講義の終盤、田坂先生より「それでは来週までに、三句作ってきてください」と。
お題の季語は「紅葉」と「林檎」でそれぞれ一句、そしてもう一句は配布された季語集の中から1つ選ぶも良し、「紅葉」と「林檎」を使っても良し、とにかく三句を作成。
中の句七文字ですら浮かばなかったのに、五・七・五を三句、それも1週間でできるだろうか。不安な気持ちでしたが、受講したからには、諦めずにやり遂げるしかないですよね!
俳句入門講座 1回目の感想
冒頭にも書いた通り、申し込んだ際は「どんなもんかなぁ」と少しのんびりした気持ちだったのですが、実際に受講して「これはしっかり勉強しないと!」という気持ちになりました。
それにしてもこんなに本格的な内容の講座を無料で受講できるなんて、有り難いです。
1回1回の内容を大切にして、受講中に「おお!」と言われる句を作れたら嬉しいです。
まずは来週までに三句、頑張ります!