こんにちは! MIYA(@miya_hoshiyomi)です。
この記事では、算命学の考え方の基本となる「陰陽五行説」について記事をまとめました。
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目次
陰陽五行説とは
人間を含むすべての生物は天と地の間に存在しており、空間(十干)と時間(十二支)の中で活動しています。
陰陽五行説の理論が密接に関わっているのは十干で、まず昔の人は自然界に存在するものを5つの性質に分け、さらにそれを2つに分類しました。5性質 × 2分類で10干支となります。
5性質も2分類も、それぞれ異なる資質を持っており、時には相対し、時には支え合って1つの世界を成り立たせています。いずれかが突出したり、失われた場合は世界が成り立たずに崩壊してしまうでしょう。
人間も同じで、1人の人間は様々な資質を持ち、良し悪し二面性を持っているものです。全体のバランスを大切にしながらすべての星(資質)を生かすことで自分らしい人生を創り出すことが可能でしょう。
陰陽論とは
すべてのものは「隠」と「陽」の2要素に分類され、お互いに対立しながらも補い合っていると考えるのが陰陽論です。
例えば「1日」を「昼」と「夜」に分けたり、「生物」を「雄」と「雌」に分けて定義するといったイメージです。同じ「1日」「生物」でも分類された2つの特性は大きく異なっていますよね。
1人の人間の命式も同じで、陰占(無意識・本質)と陽占(有意識・性格)の2つから成っています。陰陽どちらかに偏重するのではなく、それぞれのバランスを取っていくことが大切であり「自分らしい」人生を創るポイントとなります。
五行説とは
五行説(ごぎょうせつ)とは、中国の古代哲学に基づく自然観や宇宙観を表す理論です。
万物は木・火・土・金・水の5つの元素(五行)から成り立っていると考えられ、これらの相互作用によって自然の変化や人間の運命が形成されるとされています。
五行の基本
木(もく):成長、発展、柔軟さ
火(か):情熱、活力、上昇
土(ど):安定、育成、包容
金(ごん):硬さ、収穫、純粋さ
水(すい):流動、知恵、冷静
五行の関係
五行には2つの重要な関係があります。
相生(そうじょう)
相生は、互いを生み出し、助け合う関係です。
- 木 → 火(木を燃やし、火を生じる)
- 火 → 土(火は灰になり、土に還る)
- 土 → 金(土から鉱物ができる)
- 金 → 水(金属の結露から水が生じる)
- 水 → 木(水は木を育てる)
相剋(そうこく)
相剋は互いを抑制し、バランスを取る関係です。
- 木 → 土(木は土から養分を摂る)
- 土 → 水(土は水の流れを堰き止める)
- 水 → 火(水は火を消す)
- 火 → 金(火は金属を溶かす)
- 金 → 木(刃物で木を切り倒す)
このように、5つの質がお互いに生かしあったり、時には剋しあって成り立っています。
一概に、相生が良くて相剋が悪いと言えません。相生はスムーズな分挫折に弱かったり、相剋は葛藤がある分、打たれ強さがあるでしょう。また、五行のバランスが取れている命式は安定はしますが、突出した個性になり得ないこともあります。
大切なことは、自身の命式を調べ、五行の偏りやバランスを知ることです。どの部分が不足・過剰なのかを理解しておくと、自分の星を生かしやすくなるでしょう。
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