こんにちは! MIYA(@miya_horoscope)です。
西洋占星術での「木星」は幸運や拡大、発展を表す天体ですが、何でもかんでもプラスにしてくれるわけではありません。この記事では木星の厳しい面について記事に纏めました。
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目次
ホロスコープでの「木星」とは
西洋占星術での木星は、冒頭に記載した通り幸運や発展を表す天体です。
木星が入っているハウスや、木星とアスペクトを取っている天体は、その象意となるものが豊かになったり、拡大する可能性があることを示しています。
例えば私の木星は7ハウスにあり、対人関係で豊かさを得られることを示しています。ノーアスなので楽観的であることも表しています。
木星の厳しい面
良い事づくしのように思える「木星」ですが、厳しい面もしっかりと持っています。
ゼロでは発展のしようもない
拡大・発展を表す「木星」ですが、ゼロでは拡大のしようがありません。
木星は「在るもの」に対して「拡大」の影響を与えすが、ゼロを1にするわけではありません。数式でも、ゼロにどんな大きな数をかけてもゼロのままであるのと同様に、ないものは増やしようがないんですね。
私の場合、いくら対人関係で豊かさを得られる可能性があったとしても、ずっと家に篭って人と接しない生活を送っていたら何の幸運にも恵まれることもなく過ごしてしまうかもしれません。
「木星があるから、何もしなくてもいいや」ではなく、木星のある場所、或いは関わっている天体は「発展」の影響を受けられる可能性のある場所、として捉えておくと良いでしょう。1頑張ったことが、10にも100にもなる可能性があるというだけであって、頑張らなければゼロのままです。
マイナス方向にも拡大してしまう
天体は物事の良し悪しを判断することはなく、木星の場合は私たちが困ること、マイナスと感じることでも発展・拡大してしまう可能性を秘めています。
例えば私の7ハウスの木星の場合は、対人関係に発展の種がある一方で、人に対して寛容過ぎたり、人間関係が一気に広がり過ぎる可能性もあります。
実際、トランジットの海王星が木星と重なった時期は、これまでに出会ったことのないようなタイプ・業界の人との出会いが多くありました。それが刺激になって楽しかった反面、収拾がつかなくなるという事態にも陥りました。
また、ノーアスの木星は楽観的になり過ぎるという難点もあります。アセンダントと月が乙女座なので、基本的には慎重なのですが、ある程度詰めると「あとはなるようになるさ!」「大丈夫!」と思い切ることが多いです(事前に詰めている分、大失敗は少ない方なのですが...)
このような形で、木星の「寛容」「拡大」が自分の望まない方向に出てしまうこともあるでしょう。木星の恩恵を期待するだけでなく、マイナス方向への可能性をも理解しておくと良いでしょう。
まとめ|木星の優しさと厳しさを理解しておこう
厳しい天体というとまず「土星」を想像しがちですが、木星から「いいよ、いいよ」と甘やかさせれ続けることが逆に、自分にとって厳しい結果となって跳ね返ってくることがあるでしょう。
抑えつけられる分、土星の方が優しい?かもしれません。自分の木星の状態を改めて確認してみましょう٩( 'ω' )و
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