こんにちは! MIYA(@miya_horoscope)です。
この記事では、ホロスコープの後半のハウス(7ハウス〜12ハウス)を取り上げ、それぞれの意味と特徴を纏めました。
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目次
ホロスコープで使う12のハウスの役割
ホロスコープチャートは基本的に「10天体」「12ハウス」「12サイン」「アスペクト」の情報を元に読み解きます。ハウスは「天体が活動する場所」を示します。そして、その天体がどのような特徴で活動するのかを表すのが「サイン」です。
例えば「牡羊座の太陽」が7ハウスに入っていれば、人生の目的が「対人関係」の部分で主に活動し、我先にと積極的に進んでいく傾向が読み取れます。
- 天体=人格や人生を構成するものや作用
- ハウス=天体が働く場所
- サイン=天体の働き方・特徴
- アスペクト=他の天体から受ける影響・相互作用
ホロスコープ・西洋占星術の「7ハウス」の意味
7ハウスは「パートナー」や「協力者」 「ライバル」「配偶者」、「協調性」「社交性」等の対人関係全般を表します。
1〜6ハウスで個人の資質を養った後、社会に出ていくにあたり7ハウスではまず対人関係を築きます。社会生活でどのように人間関係を作ってくのか、どんな相手と関わるのか、それによってどのような恩恵を受けるのかがわかるハウスです。
結婚運=7ハウスとの捉え方もありますが、実際の結婚生活は8ハウスの管轄であり、7ハウスで読み取れるのは「出会い運」に近いでしょう。出会うのは友達や恋人など、自分にとって心地良い存在だけに限らず、共同経営者やライバル、対立関係や裁判相手なども示します。11ハウスが遠くの不特定多数の存在との関わりを示すのに対し、7ハウスは目の前の1つ1つの存在に対峙する意味合いが強くなります。
これまでは自分を見つめながら「個」を作ってきましたが、7ハウスは他者と関わりながら自分を成長させていくハウスです。
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【7ハウス×10天体】7ハウスに天体が入った時の特徴
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ホロスコープ・西洋占星術の「8ハウス」の意味
8ハウスは「継承」や「遺産」、「共有」「結婚生活」「生と死」等を表します。
8ハウスは2ハウスと対極にあり、2ハウスが1ハウス(個人)の所有するものを表す一方で、8ハウスは7ハウス(他者)が所有するものを「共有する」ことを表します。家族や家系から受け継がれる財産や遺産、婚姻によって得られる結婚相手の収入や束縛、パートナーシップを築いた人から譲り受ける地位や才能、影響などもこのハウスで見ることができます。
また、8ハウスのナチュラルサインが蠍座で、ルーラーが冥王星であることから「生と死」「破壊と再生」も表します。受け継ぐものは良いものばかりとは限らず、借金や困りごと等、マイナスのイメージのものも含まれています。
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【8ハウス×10天体】8ハウスに天体が入った時の特徴
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ホロスコープ・西洋占星術の「9ハウス」の意味
9ハウスは「探求」や「哲学」、「旅」「海外」「思想」「精神世界」等を表します。
8ハウスで築いた深い関係性から大きく飛び出し、精神性や専門性を高める段階に入ります。対向する3ハウスが近距離での学びやコミュニケーションを示したのに対し、9ハウスでは遠くへ足を運んだり、未知の分野に意識を傾け、更なる成長を促すことがテーマです。
9ハウスの象意に「哲学」「思想」「精神世界」の言葉が挙がるのは、例えば見知らぬ土地を旅した際は、これまでとは違う価値観や生活習慣、言語などに出会うでしょう。知識や経験を積むだけでなく、異なる思想や文化を持った人達への理解も深まり、それが高い精神性を養うことになります。
どのようなものを探求し、どんなふうに向上させていくのか、その傾向をこのハウスで読み解くことができます。
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【9ハウス×10天体】9ハウスに天体が入った時の特徴
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ホロスコープ・西洋占星術の「10ハウス」の意味
10ハウスは「社会的地位」や「肩書き」、「仕事」「社会との関わり」「到達点」等を表します。
対向する4ハウスが「家庭」や「自分の居場所」を表したのに対し、10ハウスでは「社会での自分の立場や到達点」を表します。
9ハウスで養った専門性や精神性を生かし、社会的地位を築く段階に入ります。このハウスでは、社会との関わり方や成功の仕方、自分が到達点と感じる場所などを見ることができます。
10ハウス=社会人・役職者のイメージがありますが、企業に関連するだけでなく、例えば○○さんの妻や地域のxx役といった形も「地位」に含みます。天体やカスプのサインを読み解くと、どのような肩書きを得るかの傾向を知ることができるでしょう。
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ホロスコープ・西洋占星術の「11ハウス」の意味
11ハウスは「同じ志を持った仲間、グループ」「未来」「グローバル」「ネットワーク化」等を表します。
対向する5ハウスが「自分の楽しみ」を表したのに対し、11ハウスでは「集団での楽しみ」を表します。10ハウスで社会的地位を築いた後、11ハウスでは組織の枠を飛び出し、同じ目標や価値観を持つ仲間たちと適度な距離感を保ちながらも、未来に向かって自由に活動していくことを表します。縦社会から横の繋がりを意識していきます。
また、5ハウスが「自分が愛すること」であるのに対し、11ハウスでは「みんなに愛されること」を表します。どのようなコミュニティに参加し、どんな人達とどのような取り組み方をするのか、このハウスにある天体やカスプで読み解くことができます。
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【11ハウス×10天体】11ハウスに天体が入った時の特徴
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ホロスコープ・西洋占星術の「12ハウス」の意味
12ハウスは「潜在意識」「秘密」「目に見えない世界」「隠れる場所」等を表します。
深層心理や無意識、スピリチュアル、隠しておきたいもの、表面に現れないもの、犯罪や不倫、薬やアルコール、現実逃避なども表します。また、隠居や引退、長期の入院・療養、水面下での活動など世間から遠く離れた状態をも表すことがあります。昼間とは別の夜の仕事を持っていたり、副業などもこのハウスの管轄です。
目に見えないけれど存在するものとして芸術・芸能や感性、人との絆、インスピレーションなども当てはまるでしょう。
1ハウスから積み重ねてきたものを統合し、自分自身の中(潜在意識)に落とし込んだあと、再び1ハウスの新しい活動(自我・個人)に向け準備をしていくハウスです。
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【12ハウス×10天体】12ハウスに天体が入った時の特徴
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まとめ|「社会的活動」を示す、7ハウスから12ハウス
ホロスコープの7〜10ハウスで対人関係を築いて社会的成功を果たした後、11〜12ハウスで再び「個」を創り出すための準備をしていきます。
チャートの全体的な流れを是非、入室する天体やカスプのサインで追ってみましょう。自分だけのストーリーが見えてくるはずです٩( 'ω' )و
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