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有名人の星読み

【矛盾が生み出した実業家】稲盛和夫さんのホロスコープ

9月 1, 2022

こんにちは! MIYA(@miya_horoscope)です。

世界的実業家の稲盛和夫さんが亡くなられました。京セラの創業者であり、JALをはじめとする数々の赤字企業を再建した功労者としても有名です。

ホロスコープチャートを見たところ、興味深い星の配置がありましたので記事に纏めました。

稲盛和夫さんのホロスコープ

稲盛和夫さんは1932年1月21日、鹿児島県鹿児島市生まれ。出生時間は不明なのでアングルや正確な月の度数は読めません。

ホロスコープから読む、稲盛和夫さんはこんな人①

火星と土星が太陽にコンジャンクション

稲盛和夫さんの太陽は山羊座。その太陽に、同じく山羊座の土星と水瓶座の火星がコンジャンクションしています。

土星は「制限」「課題」を表す天体。それが「太陽」と重なることで、真面目な努力家であることが伺えます。

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一方、火星は「エネルギー」を表す天体。情熱的で行動力抜群の人であったことも伺えます。

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この2つの天体が太陽にコンジャンクションすることで、アクセルとブレーキの両方が「自分自身」に乗った状態となります。情熱のままアクションを起こす「動」の部分と、自らを律し慎重になる「静」の部分が重なり合っていて、思いっきり進みたい火星と、抑制する土星との葛藤に悩むこともあったのではないでしょうか?

しかしながら、経営者にとって「熱さ」と「慎重さ」はどちらも大切な要素。エネルギッシュな行動の裏には、慎重な決断の積み重ねがあったのでしょう。また、堅実に向き合う姿勢にエネルギーがガッツリ注がれる配置でもあります。

一見、矛盾のように取れる星の配置がうまく作用しているように映りました。

アウトオブバウンズの月

月は双子座か蟹座。「大家族主義で経営をする」という文言からは蟹座のような印象を受けますが、セラミックから通信事業への展開や、未経験業種の再建を手掛ける柔軟さは双子座の気質のようにも感じます。

その稲盛和夫さんの月はアウトオブバウンズしています。アウトオブバウンズしているとその天体は「規格外」のようなイメージなるのですが、稲盛和夫さんの場合は人よりも感性が鋭く、同じ物事でも人とは違った受け取り方ができたり、感情表現が激しい面もあったのではないでしょうか。

天才的な経営手腕が目立ちながらも、常に「人としてどうあるべきかが大事」「人間力を磨け」と内面を大切にしていたのも印象的でした。

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ホロスコープから読む、稲盛和夫さんはこんな人②

海王星が水星と金星にアスペクト

稲盛和夫さん海王星は水星とトラインで、創業者に相応しい発想力、インスピレーションの持ち主だと読み取れます。一般の人が考え付かないようなこと、或いは思い付いても「無理だ」と思ってしまうようなことでも、イマジネーションをどんどん広げていく思考力の豊かさがあったのではないでしょうか。

サインは山羊座なので、海王星が与える大きな理想を高い目標として掲げ、現実として叶えるために知識をコツコツ養っていったのでしょう。

また、海王星は金星とオポジション。金星に関することで、対面から夢のようなものを見させられたり、また、まやかしと感じるようなものでも打ち出そうとする部分があるでしょう。稲盛和夫さんの場合は、何をするにしてもそのスケールの大きさが特徴でした。金星の愛情面で見ると、巨大な組織を抱えていながらも、みんなで車座になって話をする場を大切にしたり、また「盛和塾」を設立し、数多くの実業家を輩出しました。

金運面で見ると、数々の赤字企業、それもJALのような莫大なマイナスを抱えた企業でも再建に導けたのは、海王星の大きすぎる理想を見せる力がプラスに働いたようにも感じます。普通の金銭感覚を持っている人では逆に成し得ないことのように受け取れます。

金星とベスタのコンジャンクション

金星とベスタのコンジャンクションも、印象的なアスペクトだと感じました。ベスタは「義務」「使命」「集中」を表す小惑星です。

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稲盛和夫さんの著書にも表れている通り、企業の財務状況や採算性には非常にシビアな人でした。「売上を上げて、経費を削減する」というごく当たり前のことが書いてあるのですが、会社が大きくなり組織が複雑になると見えづらくなる。それをアメーバ経営を取り入れ、不採算性部門を改善していく、という手法を取っていました。

金銭面で「義務感」や「集中力」が働くことで、大企業を運営しながらも正常な経営状態に導くことができたのでしょう。

稲盛和夫さんは、夢と情熱と堅実さを求める人

稲盛和夫さんの公式ページ内の「経営の原点」、その中の「稲盛経営12か条」を見るだけでも、星の特徴が良く出ていることがわかります。

  • 「誰にも負けない努力をする」(太陽・土星の合)
  • 「燃える闘魂」(太陽・火星の合)
  • 「常に創造的な仕事をする」(水星・海王星のトライン)
  • 「思いやりの心で誠実に」(月のOOB)
  • 「強烈な願望を心に抱く」(金星・海王星のオポジション)
  • 「売上を最大限に伸ばし、経費を最小限に抑える」(金星・ベスタの合)

 

夢を見るだけでは経営は成り立たないし、現実ばかり見ていても大きなことを成し得るのは難しいものです。稲盛和夫さんの場合は、それぞれの天体が絶妙な配置を取り、時にはとある天体の力が突出しながらも、それをも好作用に巻き込めるものを持っていたように思います。

まとめ|天体が織りなすバランスを楽しもう

稲盛和夫さんのホロスコープは読んでいて本当に興味深かったです。それぞれの天体の特徴や効果が織りなす人生・人格がそのまま表れているように思いました。

稲盛和夫さんが残した功績、そして育ててこられた実業家達やマインドはしっかりこの世に残っており、今後も根付き引き継がれていくでしょう。素晴らしい星、そして生き様を見せていただいたことに感謝しています✨

 

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