こんにちは! MIYA(@miya_horoscope)です。
双子座と乙女座の支配星(ルーラー)は共に水星です。水星の特徴が2つのサインにどのように出ているのか?その違いについて記事にまとめました。
目次
水星とは
西洋占星術での「水星」は、知性や言語を司る天体です。人間の年齢域では8歳〜15歳に該当し、この時期に知性を発達させ、人とのコミュニケーションの取り方を覚えていきます。
水星は中立的立場の天体で、自らの意思を持ちません。周囲の情報や言葉をそのまま吸収し、思考回路を使いながらもそのまま伝達しようとします。水星が入っているハウスやサイン、他の天体とのアスペクトを見ることで、その人の思考やコミュニケーションの取り方の傾向などを読み取ることができます。
双子座と乙女座の違い
同じ水星を支配星とする双子座と乙女座。社交的でお喋りな双子座に対し、乙女座はクールで真面目なイメージ。ぱっと見、共通点がないように思えるかもしれません。
が、この2つのサインは知性や言語、情報を用いる点で共通しており、その使い方に違いがあります。
情報の取り扱い方の違い
双子座の場合は、広く・浅く・素早く知性を働かせ、新しい情報を受け取ってはどんどん周囲に広めていく傾向にあります。情報の正確さを追求するよりも、情報の鮮度や伝達する量、スピードを重視する傾向にあります。
一方、乙女座の場合は取り入れた情報を分析したり適切な処理をし、整えておく傾向にあります。新しいものだけでなく古い情報をも整理し、人や社会に役立てるため、いつでも取り出せる状態にすることを重視するでしょう。
知性・言語能力の発達の違い
双子座の場合は、様々な情報を受け取り、素早く発信しながら知性や言語能力を発達させていきます。
一方、乙女座の場合は受け取った情報を落とし込み、より良い状態に整えていくことで知性や思考能力を豊かなものとしていきます。
区分で見る違いと共通点
エレメントで見ると双子座が風で乙女座が地。
双子座は風のように流動的に言語や情報を取り扱い、思考が流れていくのに対し、乙女座は地の特徴にあるように知識を安定させること、基盤・基礎となるよう固める傾向があるでしょう。
しかしながら、クオリティでは共に柔軟宮なので、周囲の状況に合わせしなやかに対応する部分では共通しています。もし相手が情報を求めてきた場合、双子座が頭の断片にある情報を口頭でパパパっと説明するとしたら、乙女座は整理棚からファイルを取り出して説明するイメージです。
チャート内の乙女座・双子座で検証してみよう
自分自身、或いは周囲の人のチャートで、個人天体やアングルが乙女座・双子座に関連している場合は、その傾向を読み取ると違いがわかるかもしれません。
例えば私はアセンダントが乙女座で、コミュニケーションや考え方においては慎重な面があり、情報や考えをある程度自分の中で整えたり纏めようとします。(これは水星が土星とコンジャンクションしている影響もあるかと思います)
もし双子座であればもっと軽やかに、あちこちに顔を出しては様々な情報を取り入れ、周りにどんどん発信しているのかもしれません。
一方、9ハウスの金星は双子座で、あれこれと新しいことに興味を持ち、対象が流動的に変わっていく傾向にありますが、もし乙女座であれば新しいものの中でも「人の役に立つもの」「蓄積していくもの」という意識が入るかもしれません。
このような形で、チャート内の双子座・乙女座を見て、情報や思考・コミュニケーション面でどのような出方をしているかを検証したり、もし逆だったらどうなっているかを想像してみるのも楽しいでしょう ^^
まとめ|守護星を水星に持つ、双子座と乙女座の違い
双子座も乙女座も、知性や思考、言語に関わる面で優れた能力を持っていながらも、その習得の仕方や扱い方に違いがあることがわかりました。
今度は別記事で「守護性を金星に持つ、牡牛座と天秤座の違い」についても取り上げたいと思います٩( 'ω' )و
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