こんにちは! MIYA(@miya_horoscope)です。
ホロスコープのアスペクトについて、「トラインはラッキーですか?」という質問をいただきました。アスペクトやトラインの解説も含め、この記事で回答をお伝えします。
目次
ホロスコープの「アスペクト」とは
アスペクトとは
西洋占星術での「アスペクト」とは、天体(感受点)同士の間の黄経差を表し、「座相」と表現されることもあります。角度の中でも重要とされるもの(0度、60度、90度、120度、180度)はメジャーアスペクトと呼ばれ、今回質問を頂いているトラインは120度の角度を表します。
オーブ(許容差)とは
トランジットやプログレスのように、時間的な流れを検証する際は、角度の数値がぴったりのタイミングを読み取ったりしますが、ネイタルチャートなどでホロスコープを検証する際は、角度に許容差(オーブ)を持たせます。
どの程度のオーブ差ならそのアスペクトとみなすか、という判断は、アスペクトの種類や形成している天体、チャートの種類によっても異なり、また、占う人によっても様々です。
トラインのオーブは±5度程度で見るのが一般的とされ、オーブ差の数値が少なければ少ないほど、アスペクトを成している天体同士の影響が強くなるとされています。
ホロスコープのアスペクト「トライン」とは
トラインは、天体(感受点)同士の角度が120度の位置にある状態を示します。
基本的に同じポラリティ・エレメントで形成されるので、性質や価値観が合致していながらも、クオリティが異なるので行動特性に違いが出てくるのが特徴です。
同じ考え方を持ながらも、それぞれアプローチの仕方が変わってくるので、頑張った以上に大きな効果・発展性が見込めるアスペクトと言われています。
トラインはラッキーか?
前述の通り、トラインは大きな効果・発展性を見込めるアスペクトではありますが、同じ価値観を持っている同士であるが故に、お互いに甘やかし合って堕落する可能性もあります。また、邪魔が入らない分、葛藤や刺激に欠けるため、なあなあになって変化や成長の機会を失うこともあるでしょう。
トラインを含め、ネイタルチャートにソフトアスペクトが多い人は、人生全般的に「スムーズ」に運ぶ反面、トランジットやプログレスでの天体の影響によっては大きな挫折感や衝撃を味わうこともあります。
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よって、トラインがあるからといって一概に幸運だとは言い切れませんが、努力した以上の成果を得られる配置であることに間違いはありません。特にトランジットやプログレスで一時的にトラインを形成する場合などは、実力以上の大きな発展に繋げられるチャンスでもあります。
トラインに甘えるのではなく、トラインの効果や推進力を生かすことを掛けると良いでしょう。
まとめ|トラインは生かし方によって幸運にも悪い影響にもなる
トラインのみならず、他のアスペクトでもその人にとって「いいと感じる部分」と「悪い影響だと感じる部分」は持ち合わせています。
それぞれの長所・短所を捉えながら、自分のホロスコープではどのような生かし方をすると人生が輝くのかを検証してみましょう。ホロスコープを読むのが楽しくなってくるはずです٩( 'ω' )و
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