こんにちは! MIYA(@miya_horoscope)です。
この記事では、ホロスコープの前半のサイン(牡羊座〜乙女座)を取り上げ、それぞれの意味と特徴を纏めました。
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ホロスコープで使う「10天体」の意味(個人天体)【西洋占星術】
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目次
ホロスコープで使う12サイン(星座)とは
「星座」というと、星占いや夜空に浮かぶ星を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、ホロスコープで使う星座は「サイン(sign)」と呼び、黄道十二宮のことを示します。
黄道十二宮とは、黄道帯を黄経に沿って30度ずつで区切り、12分割した領域(宮)のことを表します。白羊宮が牡羊座、人馬宮は射手座といった形で、十二宮それぞれに星座が割り当てられています。
TVや雑誌の12星座占いで使用するのはサン・サイン(太陽星座)のみですが、西洋占星術ではそれぞれの天体にサインがあり、天体がどのような性格を持ち、どんな動き方・働きをするのかを知ることができます。また、天体だけでなく、アセンダントやMC、ハウスのカスプのサインを知ることで、その人自身が持つ資質、ハウスの性質などの検証をすることもできます。
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ホロスコープ・西洋占星術の「牡羊座」の特徴
牡羊座は12星座で一番最初のサイン。人の一生に例えると赤ちゃんの状態です。
何もない状態から生み出されたので、成長していくためには自らが動いて必要なものをどんどん身に付けていかなくてはなりません。なので、牡羊座の性質を持っている人を見ると、エネルギッシュで活動的、チャレンジ精神や好奇心が旺盛のように映ります。
考えるよりもまず行動をしてしまうので、そそっかしかったり、また、持続性に欠けるところが難点になることもありますが、素直で裏表のない性格、先頭に立って乗り込む勇気を羨ましく思う人が多いのも事実です。過去・未来よりも「今」を大事にし、うじうじ悩むよりも「思い立ったが吉日」とばかりに情熱的に行動をしていく、ピュアで人間的可愛らしさを持っているのが牡羊座の性質です。
ホロスコープ・西洋占星術の「牡牛座」の特徴
牡羊座から牡牛座になると、今度は生まれ持った自分自身の体・能力などに目を向けるようになります。人間でいうと、動き始めた幼児の段階です。
自分の体を丈夫に育て、健康的に保つことに意識が向きます。周囲の様々なものを手に取り、自分にとって最適なものを覚えながら、大きく育つために安全・安心な環境を整えていこうとします。見た目よりも本質を大切にし、実際の体験を通じて自分自身を成長させていく力があります。
よって、牡牛座は五感に優れ、職人のような能力を発揮することがあります。また、思い切った挑戦をして体を傷つけるよりも、一度手にした安定の場や安心な物を保っていこうとうするので、それが人によっては頑固・保守的、独占欲が強いように映ることもあります。が、一度決めたことに対しコツコツと忍耐強く取り組める力、そしてピカイチの安定感、優れた感性を持っているのが牡牛座の大きな魅力です。
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ホロスコープ・西洋占星術の「双子座」の特徴
3番目の双子座になると、言葉を覚え、周囲とのコミュニケーションを取っていこうとします。人生に例えると幼稚園児の段階です。
コミュニケーションと言っても、この段階では自分が一方的に話したり、或いは大人達が話していることを聞いて積極的に情報を取り入れていこうとします。社交的で好奇心旺盛、頭の回転が速く、その時その時興味を持ったことに取り掛かったり、思ったことをすぐ口にします。矢のように情報を取り入れ・繰り出すのが得意で、内容の正確さよりもスピードを大切にします。
よって、「昨日と言っていることが違う!」とか「浮気症」などと思われることもありますが、フットワークの軽さ、そして物や人に過剰にのめり込まないことが双子座の強みでもあります。その時その時で好きなことに取り組みたいが故に、束縛を嫌う傾向にあります。いつも新しい情報に触れられる、自由な環境で、双子座の強みが最大限に生かされるでしょう。
ホロスコープ・西洋占星術の「蟹座」の特徴
4番目の蟹座では、外側の世界を認識しながらも、自分自身が身を置く環境やコミュニティに関心を向けるようになります。人間に例えると義務教育・思春期の頃にあたり、感受性や共感力が豊かになっていきます。
蟹座はよく「家庭的」と言われますが、主婦向きとか家事が得意という意味ではなく、身内と感じる人への心配りに優れている特長からきているものです。面倒見が良く、誰かが困っていればすぐさま駆けつけ対応するフットワークの軽さと優しさがありますが、それは前述の通り「身内と感じる関係・環境」に留まります。
蟹の甲羅の内側はとても柔らかく傷つきやすいので、中に入れる人を選ぶ傾向にあります。表向きは人懐っこく愛嬌があり、温かい印象がありますが、それに甘えて土足でズカズカと踏み込もうとすると鋏でバッサリと断ち切り、関係自体なかったことにする極端さも持ち併せています。情感を交わしあえる関係や環境の中で、蟹座の献身力や無償の愛情が生かされるでしょう。
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ホロスコープ・西洋占星術の「獅子座」の特徴
5番目の獅子座では、蟹座で認識した「他者」との関係を踏まえ、「自分らしさ」を積極的に打ち出していく時期にあります。人間に例えると義務教育を終え、自分の進路をある程度自分で決められる年頃でしょう。
自分自身をドラマティックに演出したり、物事を創造する力に長けています。存在自体が華やかで、気がつくとグループのリーダー格になっていることもあり、また「カリスマ性がある」と言われることもあるでしょう。その裏では実は大変な努力をしており、それを褒められたり認められることが好きです。
人に合わせることが苦手で、また、争いごとが嫌いなので、合わない組織や人とは対立はせずに個の立場を貫くか、その場を離れることを選ぶでしょう。自分らしさを貫きつつも他者をも認め、人を否定しないのが獅子座の良さです。太陽のような存在で、場に活力を与え、全体を明るく照らすでしょう。
ホロスコープ・西洋占星術の「乙女座」の特徴
6番目の乙女座では、獅子座で打ち出した自我を実社会に迎合させる時期にあります。人間の時期に例えると、就職活動〜社会人経験を積み始めた頃にあたります。
社会を認識した上で、何ができるのか?何をすれば社会に役立てることができるのか、自分自身を分析し、必要とされる能力や知識を計画立てて身につけようとします。その気質が乙女座の「真面目」「几帳面」「完璧主義」「献身的」といった印象に繋がってるのでしょう。
自分自身のみならず、周囲をも細かく観察していることから、つい痛いところを指摘したり、批判的になることもあります。それは社会や他人をより良くしたいという気持ちからくるもので、悪意はないのですが誤解を受けやすいでしょう。乙女座の気質のある人は、いつでも人の役に立てるよう、完璧な状態にしておく傾向にあります。この「きちんと」した性質と献身性は社会になくてはならないものでしょう。
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