こんにちは! MIYA(@miya_horoscope)です。
ホロスコープの「ネイタルチャート」で、持って生まれた資質や適性を知るのも楽しいですが、せっかくなら「未来予測」の手法を使って今後どのようなことが起こりそうなのかの検証もしたいですよね。
この記事では、「未来予測占星学入門」(辻一花著)を紹介します。
目次
「未来予測占星学入門」とは
ホロスコープの「未来予測」に特化した本
「未来予想占星学入門」とはそのタイトルの通り、西洋占星術でも「未来予測」に焦点を当てた書籍です。
ハードカバーで結構な厚み&重さがあります。
内容は、天体の説明からプログレスとソーラーアーク、トランジット、リターン、そして新月と満月、エクリプス、マンデンと盛りだくさんで、読み応えがあります。全部で367ページでしたが、その倍以上は感じるくらいの情報量に圧倒されます。
作者の「辻一花」さんとは
カバー裏に作者の辻一花さん(女性)の紹介文が記載されていますが、写真からもとても雰囲気があるというか、凛とした感じがしました。
元々感じる力が強い方だったようで、占星学は石川源晃氏の教室で学んだそうです。そこから広く海外の占星学に触れたり、海外の占星学関連の方との交友を深めてこられたようで、本で紹介されている参考文献も海外の書物が多くて初めて目にするものばかりでした。
ウェブサイトからコンサルテーションや講座の申し込みなどもできるようです。実際はどんな人なのか、気になります ^^
「未来予測占星学入門」のポイントはここ!
基礎を理解した、中級者向けのホロスコープ本
ホロスコープの本といえば、初心者向けの書籍が多く出版されています。
↓漫画とイラスト満載で読みやすい、まついなつきさんの本
↓鏡リュウジさんの本も読みやすいです
中級者以上となると、松村潔さんの本も有名ですが、
このレベルになると結構分厚くて、しかも松村氏の文章が読む人によっては難解だったり、ちょっと怖かったりして、「潔レベルに行く前に、もうひと段階欲しい!!」と感じる人も多いはず。
その点、辻一花さんの「未来予測占星学入門」は、「基礎は学び終えたけど、別の視点から学ぶことで再度理解力を確認したい」「基礎からもう一歩進んだ知識や、リーディングスキルを得たい」という人にはぴったりの本かと思います。
*本の冒頭にも書かれていますが、「天体・サイン・ハウス・アスペクト」といった基本的な内容を理解し、ある程度チャートが読める人向けに書かれている本です。基本的な用語やホロスコープの読み方の解説はないので注意が必要です。
知識が深まる!著名人のチャート解説とワーク付き
「未来予測占星学入門」で嬉しいのは、実際の著名人のチャートを示しながら解説をしているところ。「〇〇の影響で▲▲が起こる可能性がある」とただ文章で書かれているよりも、実例を示されるとより理解が深まりますよね。
書籍内では、ココ・シャネルやアイルトン・セナ、グレース・ケリー、ミランダ・カーといった海外の有名人から、日本人の安室奈美恵からベッキー(!)まで、様々な人のチャートと細かな解説が掲載されています。
また、著名人のチャートを検証するだけでなく、自分のチャートを検証するワークも付いています。どんな学習でも、教わったことを実践することでより知識が深まりますし、自分の過去を星の流れで振り返る面白さにも出会えます。
ちょうどいい「深さ」の「未来予測」の専門書
もちろん、他にも「未来予測」について書いている占術家や研究者の方はいらっしゃいます。例えば、前述の鏡リュウジさんも以下のような本を出されています。
↓この本ではプログレス、その前の本(Ⅱ)ではトランジットを取り上げています。
この鏡リュウジさんの本も読みやすいのですが、「天体の〇〇と▲▲が角度を取った場合」といった辞書的な内容が多く含まれているのに対し、今回取り上げた辻一花さんの本は、より踏み込んだ知識と実践的な読み方・解説が多く、さらに月に関わる内容(新月、満月、エクリプス)を深く学ぶことができ、読んでいて楽しかったです。
「未来予測占星学」をお勧めしたいのはこんな人
「未来予測占星学」をお勧めしたいのは、こんな人です。
- ホロスコープの基礎知識はあり、ある程度チャートが読める
- ネイタルチャートだけでなく、未来予測も勉強したい
- もう少し知識を深めたいけれど、専門的すぎる本は苦手
- ただ読むだけでなく、実践も交えて知識を深めたい
まとめ|「未来予測占星学入門」で実践的な知識を深めよう!
「未来予測占星学入門」はまさに「未来予測」に特化した本で、占星学の知識をさらに深めたい人にぴったりの本だと感じました ^^
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