こんにちは! MIYA(@miya_horoscope)です。
この記事では、高橋桐矢さんの著書「副業占い師ブギ 普通のわたしが普通でいられなくなった日」を紹介します。占術に関する本ではなく、占い師に関する書籍ですが、占いに興味がない人でも楽しめる一冊だと感じています ^^
目次
「副業占い師ブギ」の著者とイラスト担当
「副業占い師ブギ 普通のわたしが普通でいられなくなった日」の著者は、占い師兼作家の高橋桐矢さん、イラストは漫画家・イラストレーターの不吉霊二さんが担当しています。
高橋桐矢さんも不吉霊二さんも男性かと思っていたのですが、画像を見てびっくり、女性だったんですね。カバーイラストはタロットの「愚者」を表しているとのことですが、うーん、ちょっと見えないかも...^^;
「副業占い師ブギ」の内容
冒頭でお伝えした通り、この本は占術に関する解説書ではなく、占い師を副業としている人のエピソードを集めたものです。
全部で18人の副業占い師を取り上げ、それぞれの生い立ちや占いに興味を持ったきっかけ、占い師になったきっかけや現在に至るまでのヒアリング内容が赤裸々に綴られています。18人分の人生がぎゅっと詰め込まれた一冊で、全部で207ページありましたが、あっという間に読み進めてしまいました。
「占い」は特別なものではなくなっている?
いかにも「占い師」っぽい人から普通の人まで、多種多様の人生
この本で取り上げられている18人は、本業も性別も年代もバラバラ。占術の内容やターゲット・手法も違っていて「こんなやり方もあるんだな」と参考になりました。
本業に至っては、バーテンダーやホステス、歌手、漫画家、僧侶といった「ああ、占い師になりそうな感じだな」と感じる職業から、IT系OL、システムエンジニア、電車運転士、不動産屋といった、いわゆる「一般の勤め人」もいらっしゃり、「占い師」という職業は特別なものじゃない、身近にもいるかもしれないことを感じさせます。
占いにハマるきっかけが面白い
それぞれの「占いにハマるきっかけ」もまた面白かったです。
親が占い好き、あるいは自分が小さい頃から占い好きだったり、霊感が強くて占いの道へ...という人もいれば、家庭的な事情や周囲との不和、仕事や恋愛で人生でつまづきを感じて占いと出会い、勉強を進めていく人もいました。
医者であれば、医学部を卒業して国家資格を取って研修医になって・・・とある程度道筋がありますが、占い師になる道筋って一つじゃないどころか、どこにでも転がっているような。自分から道を切り拓いていく人もいれば、ひょんなお誘いから占い師になった人もいて、「そこから占いに行くんかい!」とツッコミを入れたくなる、良い意味で期待を裏切る展開もあって面白かったです。
かくいう私も、コロナで海外に行かれなくなって、ホロスコープの勉強を始めたらハマったような感じです。人生って、何がきっかけでどうなるかわからないですよね。
高橋桐矢さんのコラムも秀逸
本編も面白かったですが、間話にある高橋桐矢さんのコラムも秀逸でした。こちらは、占いに関する知識やタブー・心構え、占い師の実際&実体験が書かれていて、「これから占いをやってみようかな」と思う人の参考になるかと思います。
占いそのものや占い師という職業に対し、夢やフワッとした印象を持っている人には厳しいと感じるかもしれません。が、これが現実なのだろうと頷かせる内容でもあります。
特に、数あるコラムの内の2つに、「人気占い師になると、同業者からの妬みや嫉妬が待っています」「同業者からのやっかみを受けることもあります」と書かれているところに、占いの世界も色々あるんだなと思いました。
不吉霊二さんの体験漫画もいい!
表紙も含め、不吉霊二さんのイラストがまた、本編を邪魔しない程度に強い存在感を放っていて素晴らしかったです。そして、本編の間にそっと挟まれた体験漫画もすごく印象に残っています。
ご自身がキューバで体験された占いについて描かれているのですが、めっちゃ行きたくなりました。Gペンなんだかマジックなのか、はたまたクレヨンなのか...雑なようでいて、それぞれのエピソードにしっかりとマッチしたイラストになっていて、それを眺めるだけでも楽しい気持ちになりました。(笑)
まとめ|占いに興味がない人でも楽しめる18人の人生劇場
占いや占い師に興味がある人はもちろんのこと、占いに興味がなくとも、この本を読むと「本当に人生っていろいろなんだなぁ」「色々な生き方があってもいいんだな」と実感できるでしょう。
18人の人生を丸ごと体感できる、お得な一冊です。是非ご一読ください٩( 'ω' )و
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