こんにちは! MIYA(@miya_horoscope)です。
ホロスコープチャートで「結婚生活」は8ハウスを見るとされていますが、私の8ハウスに天体はありません。それでも結婚できた理由を検証します。
【鑑定申し込み】星を知れば、自分がもっと好きになる
続きを見る
目次
「天体がない」=「ゼロ」ではない
ホロスコープ上のハウスは全部で12室あるのに対し、天体は10個。当然のことながら、天体が入らない空っぽになるハウスが出てきます。
じゃあ、空っぽのハウスに関することはゼロなのか?というとそうではなく、その人の人生にとってそのハウスに関する事柄は「普通」(大きなテーマにならない傾向にある)ということです。
例えば2ハウスに天体がない場合、「お金に縁がない」のではなく、「2ハウス的なこと(所有すること、稼ぐこと等)は大きなテーマにはならない」ということです。
お金に関して言えば、例えば太陽が6ハウスや10ハウスにあれば仕事をすることでお金が回ってきたり、8ハウスに金星があれば「相続」といった形で入ってくるかもしれません。お金自体を取りに行くわけではなく、他のテーマに付随して獲得する、という風に読み取れます。(注*他の天体やハウス、アスペクトなども関わるので一概にそうとは言い切れません、あくまでもそれぞれのチャートに対し読むことが必要です)
天体がない場合は、支配星で力の流れを追ってみる
天体がない場合は、そのハウスのカスプのサインの支配星がどのハウスに入っているかを見て、エネルギーの流れを追ってみます。
例えば私の場合、「結婚生活」を表す8ハウスのカスプは牡羊座で、支配星の火星は11ハウスにあります。実際、元夫とは音楽活動、今の夫とは情報発信といった、「同じ志を持った仲間」という縁で繋がりました。その火星は3ハウスの海王星とトラインなので、ただ一緒に活動するのではなく、大きな理想を持って表現することに関連すると読み取れます。
さらに8ハウスのサインは途中で牡牛座に変わるので、後天的には支配星(金星)のある9ハウスとも関わってきます。その金星は1ハウス冥王星とトラインなので、専門的なこと、新しい分野に徹底的に対峙することが結婚生活にも影響を与えるようになるのでしょう。
「結婚生活」に至るまでの星の流れが大切
7ハウスと8ハウスだけでは足りないかも...
「じゃあ、結婚したいなら8ハウスを見ればいいのか」というとそういうわけではなく。結婚するためにはパートナーとなる人との出会いが必要となりますが、「それなら7ハウスを見ればいいのね」というわけでもないのです。(まどろっこしくてすみません💦)
アセンダントを見てその人の行動特性や、太陽で人生の向かっている先、月でどのような部分を大切にしているのか、プラス、他の天体の位置や関係(角度)等々、全体的に見ないと難しいなと思っています。
何を苦手とし、何を大切にしているか
またまた自分のホロスコープで恐縮ですが、私の8ハウスにはキロンがあり天王星がオポジションです。結婚に関わらず元々「契約」や1つのものと深く関わることに対して、ちょっと踏み留まるような感覚があります。
天王星はノーアスペクトなので人間関係が極端になる傾向にあり、また、1ハウスの月もノーアスペクト。感情面でも自分の気持ちは自分のもの、という意識があるので、やっぱり8ハウス的な「融合」「共有」は苦手かもしれません...。
なので、「結婚生活」となると「大きな理想を共有できる同志」でありながらも「適度な距離感を保てる人」が良いとなります。「情報発信」が共通の目的であり、太陽がノーアスペクト・月が私と同じ1ハウスに入っている夫とは本当に一緒に居て楽だなと感じます。
出会いはどこから?
「対人関係」を表す7ハウスには木星があり、出会いに恵まれる傾向にあります。が、ただ口を開けて待っていればいいわけではなく、元々が「ゼロ」であれば拡大もしないし豊かにもなりません。
じゃあ、出会いはどこから?となりますが、私のホロスコープチャートでは10ハウスが肝になっているんですね。10ハウスには太陽・水星・土星があり、さらに水星はチャートルーラーでもあるので、10ハウス的なことは私のホロスコープ全体に影響を与え、対人関係にも関わることが読み取れます。
また「恋愛」を表す5ハウスには天体がないのですが、カスプは山羊座で支配星(土星)は10ハウスにあります。私の場合「やっぱり10ハウスなのか」と思わざるを得ないチャートになっているように感じます💦
もちろん、天体がなければカスプを見る方法もありますし、一概に「ここだけを見ればいい」とは言い切れないのが歯痒くも難しいなと感じています。。。結局はチャートによって異なってくるんですよね。
本当に「結婚」したいですか?
そもそも、8ハウスに天体がない場合は「結婚」が人生の大きなテーマではないように読み取れます。
私の場合も、「結婚がしたい」というよりも「志を同じくできる仲間との活動や夢の共有」が、たまたま結婚という形式に結び付いたように思います。夫は関西、私は関東に住んでいたので、一緒に活動するなら近くにいた方がいいし、それだったら結婚して一緒に暮らした方が良くない?という結論に至ったのでした。
ただ「安定・安心できる場所」が欲しかったり、異性問わず「心が通じ合う人」が欲しかったり、「競争心を掻き立てるような対象・目標」が欲しいといった場合もあるかもしれません。ホロスコープチャートにも現れているかもしれませんが、まず自分の心に聞いてみることも大切でしょう。
まとめ|8ハウスに天体がなくても、結婚できないわけではない
8ハウスに天体がないから結婚できない...というわけではなく、「結婚」に対する信条が他のものに反映されていたり、また、他の天体の活動がまわりまわって「出会い」→「恋愛」→「結婚」に至る場合もあります。
前項に書いた通り、そもそも結婚したいのか、結婚によって何を得られると考えているのかを自分の心に聞いてみることも大切だと思います。意外と、「あれ?結婚じゃなくてもいいな」「こういう形なら結婚するのもいいかも」と気がつくかもしれません٩( 'ω' )و
【鑑定申し込み】星を知れば、自分がもっと好きになる
続きを見る