こんにちは! MIYA(@miya_horoscope)です。
ホロスコープで相性を見る際に、コンポジットチャートを出して読む方法があります。前回・前々回の記事ではハウスと天体について解説しましたが、この記事では、夫と私のチャート元に相性を読みました。
【ホロスコープ・相性】コンポジットの「ハウス」が意味するもの
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【ホロスコープ・相性】コンポジットの「天体」が意味するもの
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目次
コンポジットチャートの読み方(1)
コンポジットチャートの天体の偏り
夫と私のコンポジットチャートでは、月とトランスサタニアン天体以外全て南半球にあり、また、ライツを含めた10天体中7天体が東半球にあるので、自らの意思で積極的に行動し、社会に打ち出していく関係性になると読めます。
また、女性宮がライツを含めた7天体あることから、積極性はありながらも受動的な姿勢をも持ち合わせていることがわかります。
太陽は10ハウスでサインは蟹座
コンポジットでの太陽は、「二人の関係の基礎」「お互いが自覚する関係性のイメージ」を表します。10ハウスにあるので、夫と私の関係の基礎は「社会的ステータス」にあると読めます。
同じ10ハウス蟹座の水星とコンジャンクションしているので、コミュニケーションや知性を身の回りの人や地域社会に向けて生かしていく可能性があります。
その太陽は、8ハウス牡牛座の木星とタイトなセクスタイルなので、真摯に助け合うことで関係性が成長していくでしょう。また、2ハウスの天王星とトラインなので、2人の価値観に変革がもたらされる可能性があります。
月は1ハウスでサインは乙女座
コンポジットの月は、「パートナーとの感情」や「日常の習慣」などを表します。1ハウスにあるので、夫と私が自覚する関係性は「感情・日常生活」が根底にあり、サインは乙女座なので、平等であり献身性のある関係と読めます。無駄を嫌い、健康的で計画性のある生活や、実用的な物を好む傾向にありそうです。
その月は9ハウス牡牛座の金星とトラインなので、堅実な愛情や金銭的価値観が日常生活に反映されると読めます。
コンポジットチャートの読み方(2)
水星は10ハウスでサインは蟹座
太陽の項目に書いた通り、水星は10ハウスにあり太陽とコンジャンクションしています。コミュニケーションや知性が社会的ステータスを築くにあたって生かされ、さらなる成長や変革を引き起こす可能性があります。
このコンポジットチャートのアセンダントが乙女座であることから、ルーラーである水星の働きが、コンポジットチャート全体のエネルギーを担っていると読めるでしょう。
金星は9ハウスでサインは牡牛座
コンポジットでの金星は、「パートナーとの愛情の性質」を表します。9ハウスに入っておりサインは牡牛座なので、2人の愛情の性質は、実直で安定した倫理的価値観であることが伺えます。
火星は10ハウスでサインは双子座
コンポジットでの火星は、「パートナーとの情熱の性質」を表します。10ハウスに入っておりサインは双子座なので、2人の情熱の性質は社会的ステータスに向けられ、社交性や好奇心を生かしながらも、常に新鮮な情報を広く浅く得たり発信することが伺えます。
元々の2人の共通の趣味であり、また出会いのきっかけが「情報発信」なので、そのまま2人の関係性に生かされるように感じました。
コンポジットチャートの読み方(3)
木星は8ハウスでサインは牡牛座
コンポジットでの木星は、「パートナーとの関係性の拡大・発展の可能性」を表します。8ハウスに入っておりサインは牡牛座なので、お互いに助け合う関係性をコツコツと堅実に築き上げ、大きく発展させていく可能性が読み取れます。
その木星は2ハウスの天王星とオポジションなので、2人の価値観・共有財産に大きな変革や発展があるかもしれません。
土星は11ハウスでサインは蟹座
コンポジットでの土星は、「パートナーとの関係性が長期的にどのように構築され、どのような形になるのか」を表します。11ハウスに入っておりサインは蟹座なので、地域や身近な人たちとの友人関係を長期的に築くことになりそうです。
実は2人共に、友人関係の構築は苦手な方です。それに加え、なんせ熟年結婚で老い先も短いので、「結婚したら2人での生活を楽しもう!」と言っています。が、長い目で見たら身近な交友関係を築いていくことが大切であり、そうなっていくのかなと思えました。
天王星は2ハウスでサインは蠍座
コンポジットでの天王星は、「入るハウスに対し、振動・震撼・動揺などを与える」ことを表します。それが2ハウスに入っているので、2人の価値観や資産、金銭感覚、将来設計などに動揺を与える可能性があります。サインは蠍座なので、物事の深い部分、本質的な部分に関することかもしれません。
2人とも資産運用や株式投資が好きなのですが、前項に書いた通り、熟年結婚で老い先が短いので、ある程度の年齢になったら「運用するよりも、そろそろ使ったほうが良くない?」なんて考え方になりそうです。
海王星は4ハウスでサインは射手座
コンポジットでの海王星は、「パートナーと共有するビジョン、夢」を表すと同時に「ごまかしや不正、まやかし」といった意味をも併せ持ちます。それが4ハウスに入っているので、2人の関係性が築いていく「家庭」に対するものと読み取れます。
この海王星がICとオーブ2度でのコンジャンクションとなっているので、理想の家庭を求めながらも転々とさまよったり環境を変える可能性があるように読めました。また、サインが射手座なので、より良い環境や、遠くに移動するようにも感じました。
冥王星は2ハウスでサインは天秤座
コンポジットでの冥王星は、「入るハウスに対し、良くも悪くも改革や変革が起こる可能性がある」ことを表します。それが2ハウスに入っているので、2人の共有する価値観や資産、将来設計、金銭感覚に関わるものであることと読めます。
サインは天秤座なので、バランス感覚や公平感に関わるものかもしれません。2ハウスには天王星も入っているので、2人が長期的に過ごすことで色々な変革が起こる可能性があります。
まとめ|コンポジットチャートで長期的な関係性を読んでみよう
夫と私はまだ結婚して3年。この記事で読んだような要素をまだ深くは実感していません。が、長年一緒に過ごすとこんな感じになるのかな?とのイメージを抱くことができました。
次の記事では、天体のないハウスの読み方について解説します。
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