こんにちは! MIYA(@miya_horoscope)です。
ホロスコープでの相性をみる手段の1つにコンポジットがあります。この記事ではコンポジットのハウスが示す意味をご紹介します。
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目次
ホロスコープで相性鑑定に使用するチャート
ホロスコープで相性を読む際、シナストリーとコンポジットを使用することが一般的です。
シナストリーとは
シナストリーとは、お互いのネイタルチャートを重ねる手法です。自分と相手の天体がどのようなアスペクトを取り合うのか、どの天体がどのハウスに入るのか、アングルに天体が乗るかどうか...などを見ることで、どのような影響を与えるか、与え合う関係なのかを読むことができます。
コンポジットとは
一方、コンポジットとは、お互いのネイタルチャートを合成することで、お互いの天体の中間点(ミッドポイント)を出す手法です。複数人のチャートを合わせることで、グループや家族全体のチャートを出すことも可能です。
シナストリーとコンポジットの使い分け
相性を鑑定する際、一緒にいる期間がまだ短く浅い関係(組んで間もないコンビや、付き合いたてのカップル)の場合はシナストリーで占うのが一般的です。
長年一緒に暮らす夫婦や家族の場合は、お互いの天体が融合していくという考えがあるため、シナストリーのみならず、コンポジットも併せて鑑定すると良いとされています。
コンポジットの「ハウス」の意味(1)
コンポジットチャートが示すハウスの意味は、個人を鑑定する際の認識と基本的には変わらないものの、複数人での意識となるため、多少解釈の違いが加わってきます。天体が入っていない場合は、カスプのサインや支配星を見ることをお勧めします。
コンポジットの1ハウスの意味
個人の鑑定では1ハウスは「自分自身」を表しますが、コンポジットでは「自分たちが自覚する関係性」を表します。
1ハウスに入っている天体のみならず、アセンダントのサインの支配星(チャートルーラー)をも確認しましょう。その支配星がどのハウスに入っているか、どの天体とどんなアスペクトを取っているかを見ることで、コンポジットチャート全体のエネルギーの流れを見ることができます。
コンポジットの2ハウスの意味
個人の鑑定では2ハウスは「所有」や「金運」などを表しますが、コンポジットでは、パートナーと共有する「価値観」「資産」「金銭感覚」「将来設計」などを表します。
土星が入れば「堅実・倹約」「長期的思考」と読むことができ、また、木星が入れば「資産拡大」の可能性がありながらも、「どんぶり勘定」や「浪費傾向」になることも考えられます。
コンポジットの3ハウスの意味
個人の鑑定では3ハウスは「コミュニケーション」「知性」などを表しますが、コンポジットでは「パートナーとのコミュニケーション」「パートナーとの日常的な関係性」を表します。
火星が入っていれば、いつも熱く語り合うような関係性だったり、海王星が入っていればほんわかした感じの関係性を築いていると考えられます。
コンポジットの「ハウス」の意味(2)
コンポジットの4ハウスの意味
個人の鑑定では4ハウスは「家庭・家族関係」「基盤」などを表しますが、コンポジットでは「パートナーと築く家庭」「どのような家庭に発展していくか」を表します。
天王星が入れば家庭環境の変化の可能性があり、金星が入れば愛情を注ぐ場所であると考えられます。
コンポジットの5ハウスの意味
個人の鑑定では5ハウスは「楽しみ」「創造活動」などを表しますが、コンポジットでは「子供」や「パートナーと一緒に楽しむこと」を表します。
金星が入れば趣味を楽しんだり、水星が入っていれば知的なことやコミュニケーションを楽しむと考えられるでしょう。また、5ハウスの状態を見ることで、「出産」「子供」に対する考え方や価値観などを読み取ることもできます。
コンポジットの6ハウスの意味
個人の鑑定では6ハウスは「労働」「健康」などを表しますが、コンポジットでは「日常生活においての家事や用事」を表します。
海王星が入ると緩く曖昧になる可能性があり、土星が入るとしっかりと計画的にこなすと考えられるでしょう。また、ハウスのサインの属性を見ることで、例えば活動宮であればどんどん動いてこなしたり、固定宮であればなかなか腰が上がらない、柔軟宮であればパートナーと臨機応変に対応する...といった見方もできます。
コンポジットの「ハウス」の意味(3)
コンポジットの7ハウスの意味
個人の鑑定では7ハウスは「対人関係」などを表しますが、コンポジットでは「周囲から見たパートナーとの関係性」を表します。
火星が入れば情熱的で賑やかなイメージとなり、木星が入れば大らかな関係性と見られている可能性があります。6ハウスと同様にサインを見ることで、例えば魚座であればどこか捉えどころのない、浮世離れしたイメージと思われていたり、双子座であればいつもあちこち動き回っていたり、お喋り好きな賑やかな関係と思われている可能性もあります。
コンポジットの8ハウスの意味
個人の鑑定では8ハウスは「継承」「深い絆・関係性」などを表しますが、コンポジットでは「パートナー同士の互助関係」を表します。
太陽が入っている場合は、不測の事態が起こっても協力し合える深い絆があると読むことができますし、冥王星が入る場合は、困難な状況において強力な底力を発揮する関係であることが読み取れます。
コンポジットの9ハウスの意味
個人の鑑定では9ハウスは「探求」や「思想」「専門性」などを表しますが、コンポジットでは「パートナー同士の論理的価値観」を表します。
月が入っている場合は、見知らぬ場所を訪れることで2人の感情や感性が高まることを表し、火星が入っていればこれまでに経験したことない状況においてエネルギーやチャレンジ精神が発揮されると読めます。
コンポジットの「ハウス」の意味(4)
コンポジットの10ハウスの意味
個人の鑑定では10ハウスは「地位・肩書き」「社会との関わり」などを表しますが、コンポジットでは「パートナーと共有する社会的立場(ステータス)」を表します。
太陽が入っている場合は、パートナーとの関係性は社会的立場を確立すること、社会との関わりを持つことと読めます。木星が入っている場合は、ステータスの発展や拡大が見込めると考えられるでしょう。
コンポジットの11ハウスの意味
個人の鑑定では11ハウスは「同じ志を持った仲間」「未来」「ネットワーク化」などを表しますが、コンポジットでは「パートナー同士の友情関係」「お互いの友人との関係性」を表します。
金星が入っている場合は華やかで愛情深いものなり、月が入っている場合は日常的なものであったり、気持ちが許せたり癒される関係になると考えられます。
コンポジットの12ハウスの意味
個人の鑑定では12ハウスは「潜在意識」「目に見えない世界」などを表しますが、コンポジットでは「他の人には見せないプライベートな部分・時間」「秘密の関係」を表します。
火星が入っている場合は情熱的な部分を見せなかったり、金星の場合は愛情深いところを他人には見せない関係かもしれません。入っている天体やハウス・カスプのサインによっては、7ハウスでの周りの印象とは全く違ったものになる可能性もあります。
まとめ|コンポジットのハウスは通常の読み方と少し異なる
いかがでしたか?根底にある意味は変わらないのですが、2人あるいは複数となることでハウスの読み方が少し変わってきます。
次の記事では、コンポジットの天体の意味をご紹介します。
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