こんにちは! 爽香(ソウカ)(@souka141064)です。
私は10年以上東南アジアで海外営業をしていて、3年間マレーシアに駐在していました。その時の経験を生かして、草加と海外、草加と英語を繋げる記事を発信したいと思います。
今回の記事では「草加せんべい」を取り上げます。
目次
草加せんべいは東南アジアで売れるか?
正直な回答で申し訳ないのですが、売れないと思います。
(あくまでも、私個人の感触です)
今思い返しても、東南アジアにいた時に「草加せんべい」どころか、「せんべい」すら食べた記憶がないです。日系のスーパー(AEONやISETAN)やDAISOにはあったかもしれませんが、食べなかったです。
コメ文化の国ではありますが、「せんべい」自体が現地に浸透していないように思いました。
売れないと思う理由
硬い
硬いのはウケないと思います。
料理法を何とかしろ!と思うような硬い食べ物はありました。例えば肉類が焼き過ぎで硬いとか、たまに和食を外で食べてもサンマやサバが硬いとか、歯茎に刺さるような硬いチップスはあります。
が、 「硬い」を売りにしている食べ物って印象にないです。
出張時のお土産で、現地の人にいちばん喜ばれたのは、どら焼き。
(ドラえもんが有名なのもあるかもしれないけど)
他、「東京ばな奈」や「萩の月」のような、スポンジにクリームが入っている、ふわっ&トロリ系が喜ばれました。

ドリアンクリームが入ったクレープ♡
あと現地で、日本のスウィーツとして売れていたのが一口サイズのお餅。
(そのまま「MOCHI」という名前で売っていました)
食感は柔らかい方がいいと思います。
硬いといっても、クッキーやガレット程度までかなと。
醤油味もちょっと...
醤油味もウケないと思います。
これは表現が難しいのですが、気候や地理的にスパイス系の舌なんですよね。私が度肝を抜かれたのが、現地に進出したファミリーマートのおでんが、トムヤムスープの出汁だったこと。
スープの色はオレンジだし、匂いもスパイシー。「それもう、おでんじゃないじゃん!」って思ったけれど、現地の舌に合わせるとそうならざるを得ないですよね。
あと、現地の人たちって、脳天痺れるくらいに甘いか、脳天痺れるくらいに辛いものが好きなように思います。コーヒーや紅茶も、砂糖どかーん!コンフィデンスミルクどかーん!の、どんだけ太らせるつもりなんだ!ってくらい甘いし、食べ物も舌がおかしくなるってくらい、スパイスががっつり効いています。
そんな中、醤油味は難しいかなぁ。

めちゃくちゃ甘い、Teh tarik
こうしたら売れる(かもしれない)!
食感
思い切って、揚げたらどうでしょうか?Fried Soka Senbeiとして、スナック感覚にするとか。
料理に組み込むなら、チップスを下の画像左上のような感じで料理に出して、他の料理のスープやオイルを付けるのもアリかも。
か、もうちょっと柔らかくしてナン風にして、インドカレー店で出すとか。
せんべい汁みたいに、鍋に入れるのもアリかなぁと思います。
味
草加せんべいを食べて、「この味はイケるかも」と思ったのは以下の3つ。
・ざらめ
・抹茶
・唐辛子
ざらめの甘さはウケるかも!
それから、私が行っていた当時は、抹茶や緑茶フレーバーがウケていました。nana's green teaも現地にありましたよ。そして辛いといえば、唐辛子味ですよね。
あとこれに、わさび味や、トムヤム味を加えたらいいかな。
ココナッツフレーバーもいけるような気がする。
とにかく、醤油はダメ!絶対に!

ココナッツは東南アジアのソウルフルーツや
まとめ|Fried Soka Senbeiで、現地に寄せたフレーバーを
もし私が草加せんべいを東南アジアに売るなら、サックサクに揚げるかな。
そこからフレーバーで、ざらめ・抹茶・唐辛子・わさび・トムヤム・ココナッツを用意。
ポテチみたいに、1袋1袋、Fried Soka Senbeiに各フレーバーをまぶしたチップスを売るのも良し。
または、草加せんべいチップス&各6種類のペーストをセットで販売するとか。
「それじゃ、本来の草加せんべいと違う!」って思われるなら仕方がないけれど。
というわけで、「草加せんべいを東南アジアに売るなら」を考察した記事でした。
*あくまでも個人的な意見&感想です ^^;